会話のチャンスを逃さない

会話のチャンスを逃さない

美容師としては、お客さんが年齢的にこれまでの髪質を維持する事が難しくなっている、と言う事はプロですから当然気付く時期が来るでしょう。そういう時にはお客さんの気持ちを傷つけないようにしながら、その事をお客さん自身に自覚してもらう必要があると考えているものでしょう。その時に美容師に求められるのは、お客さんからの悩みのサインを見逃さない、と言う事ではないでしょうか。お客さん自身も「最近は同じ美容師さんに同じオーダーをしても依然と同じようにヘアスタイルが決まらない」と実は悩んでいるかもしれません。ただそれが美容師の技術のせいだ、と思い込んでいたりするので、「長年お世話になっている美容師さんにそんなことは言いにくい」と思っているかもしれません。互いになんとなくぎくしゃくしてしまうかもしれませんね。ですからそこは会話のプロでもある美容師さんの方でお客さんからのサインを見逃さないようにしてもらいたいものですね。「最近かみのまとまりはどうですか?」「スタイリングしにくくないですか?」などと質問してみた時に「以前より難しいんですよ」と言う様な答えが返ってきた時にはチャンスかもしれません。「年を取ったから」と言う言い方では失礼かもしれませんが「お客さんの年代と同じ年代の方はみなさんそう言われますよ」と言う様に特別な事ではない、と言う事を示してもらうと安心しますよね。お客さんの加齢による髪の悩みについて「教えてあげたい」「聞きたいけれども言い出しにくい」とお客さんも美容師も、ちょっと困った状況に陥る時期があるかもしれません。実はそういう事になる前に、そのお客さんに対して「そういう悩みはやがて誰にでも来るもの」「きちんと対処すればこれまで通りのヘアスタイルを作ることも出来る可能性がある」と言う事などと、そういう年齢が来る前に会話の中で伝えておくのが良いのではないでしょうか。加齢の悩みが出てくる前に、どうすれば少しでも加齢による髪の状態の変化を防ぐことができるか、と言う事も伝えておくとよいでしょうし、たとえ加齢による症状が出てきたとしても、それをお客さんが打ち明けやすいような会話が日頃から出来る様な信頼関係を築いておくことはとても大切でしょう。それは恥ずかしい事ではない、自分にまかせてもらえれば最大限の努力はする、と言う気持ちをきちんと前もって伝えておくことで、そういう時期が来た時もお客さんが素直に打ち明けてくれる事でしょう。実際に加齢による髪の毛の状態と言うのは、美容室に入るその場で出来る事は少なく、お客さん自身の日頃の生活ぶりやヘアケアのやり方などに大きく左右されるものです。その事をお客さんがそういう年齢に差し掛かる前から話せるようになっていると良いですね。吉祥寺 ヘアサロン